日本最南端の「島」とされていた沖ノ鳥島ですが、
中国と韓国が「島」ではなく「岩」だと主張していましたが、
国連の大陸棚限界委員会が「島」として認めたようです。
これによって排他的経済水域が設定できるようになります。
以前より日本は沖ノ鳥島を島として排他的経済水域を主張していましたが、
これで正式に認められることになりました。
「排他的経済水域」として認められるとどうしていいかというと、
・航行
・上空飛行
・海底電線、海底パイプラインの敷説
ができるようになります。
さて、この沖ノ鳥島ですが、
「岩」といちゃもんをつけられるほどなのでどのくらいの大きさなのかと言うと、
海洋法専門家のヴァン・ダイク教授によると
「せいぜいキングサイズのベッドくらいの大きさしかない、2つの浸蝕された突起から構成される。独自の経済的生活を維持することのできない居住不可能な岩、という記述に間違いなく当てはまる。従ってそれは、200海里排他的経済水域を生み出す資格を与えられない」というくらいの面積です。
沖ノ鳥島が風化などで満潮時に海の下に隠れてしまう可能性があって、そうすると日本の国土面積を上回る排他的経済水域が失われてしまうので、島の周りに消波ブロックとコンクリート護岸工事を行ったそうです。ところが、消波ブロックが島を傷つけるということが起こったため、現在では島の上をチタン合金の金網で覆ってある状態なんだそうです。
日本最南端の沖ノ鳥島の日本における行政区分はと言うと・・・
東京都の小笠原村に所属しています。
っていうことは、
日本の最南端は東京都っていうことになりますね。
ちょっと意外な感じですが、豆知識として役に立つ(?)かもしれませんね♪
2012-04-28 23:52
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