「野田首相が消費税増税法案成立のため自民党に秋波を送る」
とか
「石原慎太郎東京都知事が第三極結集を目指し、大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長には秋波を送る」
などとよく政治のニュースなどで“秋波”という言葉が使われますが、
私も含めて意味がよくわからない人も多いのではないでしょうか?
「秋波」の読み方は「しゅうは」です。
辞書で調べるとその意味は、
美人の涼しい目もと。また、女性のこびを含んだ目つき。流し目。色目。
ということなんだそうです。
ですので、「秋波を送る」とは、相手に媚を売ることを言うそうです。
何で色目のことを秋波なんていうのでしょうかね。
その語源を調べてみました。
「秋波」とは元々は秋の澄んだ水の波のことを言うのですが、美しい女性の涼しい目元になぞらえられて、
やがては女性が男性に媚びを売る目つきを意味するようにもなったんだそうです。
新聞でよくこの「秋波」という活字が使われるようですが、
新聞や雑誌の見出しなどでは小さなスペースを生かして読者の注意を引くために、
日常で使う言葉以外の単語を巧みに使用したり、文法無視の短文を使うことがあるようです。
特に日本経済新聞社ではこの「秋波」という言葉に特別な思いがあるのかもしれません。
入社試験の問題にも出題されてたようです。
その問題は、
「秋波を送る」と同じ意味の言葉を選べ。
1. 精彩を放つ
2. 触手を伸ばす
3. 二の矢を継ぐ
4. 流し目を送る
5. 二枚舌を使う
という問題。
正解は4ですよね。
「秋波」という言葉はもうマスターできました!
2012-05-21 23:10
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